ふれっしゅのーと

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趣味に生きる30代エンジニアが心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく書きつくるブログ

滋賀県史

大津城縄張推定復元図片手に幻の大津城を歩く

『塞王の楯』を読んだ勢いで、Googleマイマップで「大津城縄張推定復元図」を作りました。大津城跡の散策のお供にどうぞ。 大津城縄張推定復元図(Googleマイマップ) 『図説 大津の歴史(上)』(大津市歴史博物館市史編纂会, 1999)の大津城縄張推定復元図を…

大津事件130年なので同日同時刻に事件を実況してみた

はじめに (本記事には大量の実況ツイートを埋め込んでいます。すべての読み込みが完了するまで一旦ここでお待ちください) ロシアのニコライ皇太子が現在の滋賀県大津市で巡査津田三蔵に斬りつけられる「大津事件」が発生してから、今年の5月11日で130年に…

湖岸埋立マップでたどる大津の都市開発史

琵琶湖の埋立地の変遷がわかる地図「大津湖岸埋立マップ」を作りました! 調査エリアは近代に大規模な埋め立てが行われた浜大津から膳所です。あと石山と瀬田もちょっとだけ。地形図や航空写真や都市計画資料を元に、大正時代から現代までの埋立地の拡大をマ…

大好きな草津の街を案内してみた

街歩き好きの後輩ふとんくんが私の暮らす滋賀県草津市に遊びに来てくれました。かねてより「私の大好きな草津の歴史を誰かに説明したい〜!」と思っていたので、ふとんくんのような好事家が遊びに来てくれるのは、まさに千載一遇の機会。張り切って案内人を…

大津事件の小説に出てきた登場人物418人まとめ

前回、吉村昭『ニコライ遭難』を読んで、その登場人物の多さに驚き、教科書に絶対載らないであろうマニアックな登場人物を少しだけ紹介しました。 名も知られぬ明治時代の庶民たちにも大津事件にまつわる様々なドラマがあるというのは面白いものです。 今回…

大津事件の小説を読んでみたが登場人物が多すぎる

吉村昭『ニコライ遭難』を読みました。 吉村昭『ニコライ遭難』読了。国立公文書館に残る行政資料や各地の図書館に眠る新聞など、あらゆる資料を徹底的に調べて、紡ぎ出された大津事件の真実。津田はニコライを何故襲ったのか、児島は如何にして法を守り抜い…