ふれっしゅのーと

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趣味に生きる30代エンジニアが心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく書きつくるブログ

20代最後の夜

時の流れは早いもので20代最後の日となりました。 明日は僕の30歳の誕生日であり、第一子の出産予定日です。

何か20代でやり残したことはないかと考えてみましたが、大体やりたいことはやってきた気がするので、焦る気持ちは不思議とありません。30代になってもマイペースに人生を楽しんでいきたいです。

思い返せば20代もいろいろありました。工学部の勉強もそこそこに古地図片手に歴史研究に夢中になったり、自室にヒメマルカツオブシムシが大量発生して共生の道を歩んだり、研究室の後輩がもぐもぐとセミを食い出したり、カナダの奥地でオーロラを見たり、就活したり、実家を出たり、結婚したり。なんだかんだで充実した日々を過ごしてきたのではないでしょうか。

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28歳の冬、カナダ・イエローナイフで見たオーロラ

20代を振り返るにあたり、Twitterを読み返していたら「あぁ、こんなことあったなあ。懐かしいなあ。」と、しみじみしてしまいました。何気ない日常をツイートしつづけていて本当に良かった、と改めて実感しました。僕の20代がちゃんと「記録」という形で詳細に残っていますからね。

はっ…!

そうだ!よく考えてみれば僕の20代のほぼすべては「Twitter」にあるんじゃないか!?大学2回生のときに始めて以来、1日も途切れることなく毎日ツイートしつづけてきました。一体20代のうちどれぐらいの時間をTwitterに費やしてきたのでしょうね。考えてみるとちょっと恐ろしくなります。

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「つぶやかなかった日数:0日」が燦然と輝く

Twitterではいろんな人と知り合ってきました。最初は同じサークルの友人や同じ学科の人だけでしたが、次第に同じ大学の人、同じ趣味の人、全く関係がないけど面白いツイートをしてる人、とどんどんフォローが増えていき、タイムラインが賑やかになってきました。フォロワーの影響で新しい趣味に目覚めることもあり、今の自分があるのはTwitterのおかげと言っても過言ではないかもしれません。

マクドナルドのフライドポテトの長さが正規分布になってるかを調べたり、「琵琶湖の水止めたろか」をシミュレーションしてみたりして、しばしばツイートが伸びることもありました。普段の生活では想像もつかないぐらいたくさんの人に自分のツイートを見てもらえ、Twitterの拡散力に甚だ驚いたものです。(余談ですが、琵琶湖の水を止めたツイートは上司の目にも止まり「こんなことするのあいつしかおらんやろ」ともれなくアカバレしましたw)

さて、まもなく30代という人生の節目を迎え、一児の父になろうとしています。ますます忙しくなっていきますが、これからもありのままの日常をツイートし、時々ブログを執筆しながら、自分の生きた「記録」をしっかりと残していこうと思いますので、みなさまどうぞよろしくお願いします!

―― いつか愛娘とこの記事を読み返すことを夢見て
令和元年11月5日 風霊守