2020年11月28日、漢検協会から郵便が届きました。いつもと違って分厚い封筒です。既にWeb合否速報で結果は知ってるのですが、やはり「重要」「折り曲げ厳禁」と書かれた封筒を見ると、改めて心躍りますね!
▲郵便受けに入り切らず既に左上がちょっと折れてる
正座しつつ慎重に封を開けると中からスタイリッシュな検定結果資料が出てきました。どぎつい黄色と黒色の漢検ツートーンではなく緑色の落ち着いた色合いの冊子です。
冊子をめくっていくと、後半にありました!
喉から手が出るほど欲しかった漢検1級合格証書です!!!
涙が出るほど嬉しいです。長年の努力が遂に実りました。でも、嬉しさに勝るほど気になってしまうのが、この合格証書、なんと賞状ではなく……
冊子の1ページになっているんです(苦笑)
「A4サイズの封筒でちょっと小さいなー。合格証書は別送なのかな?」と首を傾げていたら、まさかこんなオチだったとは。
しかもミシン目で切り離す仕様です。試験の度に毎回解答用紙をミシン目で切り離していたのは伏線だったんですね。無事に伏線回収できました。
ちなみに、調べてみたところ、平成29年度第3回から冊子タイプに切り替わったようです(平成29年度第3回検定より、検定結果資料の仕様が冊子に変わります - 日本漢字能力検定協会)。旧来の大きな賞状を期待していたので、一瞬ちょっと拍子抜けしましたが、冷静に考えると、コンパクトに本棚に収納できるので場所を取らず助かります。
次に検定結果通知を見てみました。
今回の得点は 171点 で、自己採点より3点高かったです。
自己採点の詳細は下記を参照 fffw2.hateblo.jp
細かく自己採点結果と比べていくと、大問1(12)「蛭螾」で +1、大問2(14)「羇旅」で +2 になっているとわかりました。小学生レベルの漢字を間違えたと悔やんでいた「旅」は、思いが通じて(?)許容されたようです。僥倖。
あなたは最上級の検定に合格しました。その学力はあなたの知的財産と呼ぶに値します。これからも引き続き、あなたの生涯に亙る学びのひとつとして、奥の深い漢字の世界で探求を重ねてください。
ラストに相応しい感動的なメッセージです。胸に響きます。ポケモンリーグを制覇してオーキドから「でんどういりおめでとう!」と言われたときのあの感覚を思い出しました。
一番上に燦然と輝く星。筆舌に尽くしがたい達成感があります。
漢検はこれで終わりですが、まだまだ知らない漢字は無数にあります。これからも生涯の友として漢字の考究を続けていこうと思います。