京都駅ビル・石の博物館の石材紹介5ページ目です。まだの方は先に以下の概要説明をお読みください。
現在見ている柱は「E」です。
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スペイン🇪🇸
柱Eではスペインから南へ下っていきます。イタリアやギリシアと同様に、スペインも海洋性の大理石の産出が盛んです。
E1-1 ローザポリーニョ(スペイン)
ROSA PORRINO
E1-2 グリスペルラ(スペイン)
GRIS PERLA
E1-3 ホワイトパール(スペイン)
WHITE PEARL
E1-4 アズールプラティノ(スペイン)
AZUL PLATINO
E1-5 ローザダンテ(スペイン)
ROSA DANTE
E1-6 アズール エクストレ マドゥラ(スペイン)
AZUL EXTREMADURA
E2-1 ローザヴェル(スペイン)
ROSAVEL
E2-2 グリスキンタナ(スペイン)
GRIS QUINTANA
E2-3 カリツァカプリ(スペイン)
CALIZA CAPRI
E2-4 クレママルフィルBP(スペイン)
CREMA MARFIL BP
E2-5 マロンブラウン(スペイン)
MARRON BRAUN
E2-6 ロッソアリカンテ(スペイン)
ROSSO ARICANTE
E3-1 ネロマルキーナ(スペイン)
NEGRO MARQUINA
E3-2 ロザートロルカ(スペイン)
ROSADO LORCA
E3-3 クレマバレンシア(スペイン)
CREMA VALENCIA
E3-4 ビアンコクリスタル(スペイン)
BIANCO CRYSTAL
E3-5 グリスモンダリズ(スペイン)
CRIS MONDARIZ
E3-6 ドゥケサローザ(スペイン)
DUQUESA ROSA
ジンバブエ🇿🇼
純黒花崗岩の代表格であるジンバブエブラックは、生産性が安定していて、色調も統一されているので、多数の物件に使用されています。
E4-1 ジンバブエブラック(ジンバブエ)
ZIMBABWE BLACK
南アフリカ🇿🇦
南アフリカでは濃色系の花崗岩が産出されます。インパラブラックはダークグレー系花崗岩の代表格、アフリカンレッドはニューインペリアル(インド)とともに中国で人気の赤色花崗岩、ヴェルデフォンタインは濃い緑色で大きな斑晶が特徴的なラパキビ花崗岩です。
E4-2 インパラブラック(南アフリカ)
IMPALA BLACK
E4-3 アフリカンレッド(南アフリカ)
AFRICAN RED
E4-4 ベルファースト(南アフリカ)
BEL FAST
E4-5 ヴェルデフォンタイン(南アフリカ)
VERDE FONTAIN
E4-6 ジュパラナアフリカ(南アフリカ)
JUPARANA AFRICA
アンゴラ🇦🇴
E5-1 モカンガ(アンゴラ)
MOCANGA
E5-2 アンゴラブルー(アンゴラ)
ANGOLAN BLUE
ブラジル🇧🇷
ブラジルも花崗岩が豊富。オウロガウチョは横浜ランドマークタワーの外壁に使用されています。またアズールバイヤという鮮やか青色の高級花崗岩もブラジルで採れます。
E5-3 アフリカンイエロー(ブラジル)
AFRICAN YELLOW
E5-4 ホワイトリノマーブル(ブラジル)
WHITE RHINO MARBLE
E5-5 カパオボニート(ブラジル)
CAPAO BONITO
E5-6 コロラドガウチョ(ブラジル)
COLORADO GAUCHO
E6-1 マロングァイバ(ブラジル)
MARRON GUAIBA
E6-2 ロイヤルレッド(ブラジル)
ROYAL RED
E6-3 オウロガウチョ(ブラジル)
OURO GAUCHO
E6-4 リラブラジル(ブラジル)
LILA BRAZIL
E6-5 ウバドバグリーン(ブラジル)
UBATUVA GREEN
E6-6 ヴェルデラプラス(ブラジル)
VERDE LAVRAS
E7-1 ジャロベネチアーノフィオリート(ブラジル)
GIALLO VENEZIA FIORITO
E7-2 ジュパラナ(ブラジル)
JUPARANA
E7-3 ヴェルデサンフランシスコ(ブラジル)
VERDE S.FRANCISCO
E7-4 マリタカグリーン(ブラジル)
MARITAKA GREEN
E7-5 アズールバイヤ(ブラジル)
AZUL BAHIA
E7-6 エルベージュ(ブラジル)
EL BEIGE
E8-1 トロピカルトップ(ブラジル)
TROPICAL TOP
E8-2 ジュパラナクラシコ(ブラジル)
JUPARANA CLASSICO
E8-3 ベルデマリタカ(ブラジル)
VERDE MARITAKA
E8-4 ベルデトロピカル(ブラジル)
VERDE TROPICAL
E8-5 アマレオ(ブラジル)
AMARELO
E8-6 キナワクラシコ(ブラジル)
KINAWA CLASSICO
※ 石材名の表記は石の博物館の銘板に準じています。カタカナ表記が一般的な呼称と異なっている場合があるので、Google先生に一度聞いてみることをおすすめします。
参考文献
- 『原色石材大事典』(全国建築石材工業会, 2016)